アルコール依存症の方には、自助グループへの参加と医療機関への通院を主軸に、専門機関と連携しながらお酒を飲まない生活を目指します。それぞれの回復度合いやステップアップの状況を見ながら、今後の方向性や、自立に向けた課題を各機関と確認し、連携を取りながら相談していきます。自助グループの参加については、原則的にアルク・AAをご利用していただきます。

 

スリップの際は、入所継続か検討になります。

どのような状況においても、担当の職員と綿密に相談をしながら、回復に向けた生活を送っていただきます。

典型的な一日の流れ

 

 

1.通所

 365日休みなくアルク・AAに通所して頂きます。

 

2.交通費

 アルクやAAへの参加費は甲突寮が立替え、福祉保健センターに請求します。そのため、アルク、AAに参加した際は、出席票のご提出をお願いしています。

 

3.ホームグループ

 入所中、AAは磯子グループ参加が基本となります。特別の理由がない限り、欠席や決められたグループ以外への参加会場の変更はできません。

 

4.親族との交流

 アルコールのプログラムが終了するまで原則として親しくされている方との交流・交信は禁止となります。これは、回復を主目的と考える為です。

 

5.入所期間

 就労までの期間や在所期間は、人によってそれぞれです。担当の職員と綿密に相談しながら、自立へ向けた準備をしていきます。